「事業所活動報告・交流集会」を初開催!
高知県高齢者福祉生活協同組合には2014年2月現在1,860名ほどの組合員が加入されています。その中で職員として各事業所で働く組合員は約50名ほどいます。
設立から16年間、毎年地域で暮らす組合員が集まる「組合員のつどい」は開催され交流を深めていますが、それぞれの事業所で日々働いている組合員の集まる機会を持てていませんでした。
分野は違えど同じ高知高齢協で働く組合員の経験や思いを交流する場として「2014事業所活動報告・交流集会」が2014年3月16日に高知城ホールで行われました。
お弁当の配食サービス「あじ菜」や訪問介護「ヘルパーステーションほほえみ」「ヘルパーステーションほほえみ土佐」など日曜日も休みなく働く事業所からは全員の参加とはなりませんでしたが、働く組合員約50名のうち37名のほか理事や支部長が一堂に会しました。
まず曽我秀秋専務理事より「2015年介護保険の改定に向けて、高齢協の事業・運動を考える」と題し基調報告が行われました。(基調報告の内容については「ふくし生協ニュース」4月号2面を参照ください。)
その後曽我専務の司会で各事業所の責任者が、それぞれの事業所の現状を報告し、2015年への対応や仕事の質の向上に向けた討議を行いました。
また、会場内には各事業所が工夫を凝らした紹介ポスターを貼りだしていました。どの事業所も写真や絵をふんだんに使って素晴らしい出来上がりとなっており、「自分の事業所が1番きれいに作れてる。」「いや、私の事業所のポスターが一番だよ。」などと話しながら、初めて顔を合わす方も居る中、交流を深めました。
参加者からも「こういう会があればまた来たい。」「ぜひ来年も行って欲しい。」との声が多数あり、来年度以降も開催していくことで意見を一致させました。
これから介護保険制度改定など様々な難局を迎えることになりますが、働く組合員みんなが協同の力を発揮し、ともに心と力をあわせ、助け合って仕事をすることで高知高齢協の新たな飛躍をつくり出そうとみんなで誓いました。