基本理念
私たち高知県高齢者福祉生活協同組合(略称:高知高齢協)は、1997年11月に「高知高齢者協同組合」として設立されました。 設立総会で読み上げられた設立宣言には、「過疎化が進み、全国第2位の高齢県といわれる本県にも、町に村に、まだまだ元気な高齢者が沢山います。私たちは、そんな高齢者たちが知恵とパワーを出し合って、たとえ障害を持ち体が弱ったとしても、仲間や家族の支え合いで安心して暮らせる場所を県下のあちこちにつくり、心の通い合う豊かな社会を築き上げたいと思っています。」と記されています。 私たちは「寝たきりにならない、しない」「元気な高齢者がもっと元気に」「一人ぼっちの高齢者をなくそう」を基本理念に掲げ、高齢期の「仕事」「福祉」「生きがい」を活動の中心にして、世代を超えた協同と連帯で地域の中で互いに支えあう仕組み(コミュニティケア)をつくることを目指します。
社会的役割
私たちは、下記の点で高齢者福祉生協として社会発展に寄与します。
1.生活支援事業や購買事業、相談活動などを通じて高齢者等の暮らしを守ります。 2.高齢者等の生きがい、くらし、健康づくりに役立つ仕事づくりと社会参加を進めます。 3.高齢者と協力者の手による介護事業を通じて、安全・安心・笑顔の社会福祉の向上に貢献します。 4.趣味の同好会づくりや各種講座、文化活動を通じて高齢者等の生きがいや伝統文化の継承を行います。 5.高齢者福祉や障害者福祉、児童の育成支援などの活動を通じて、基本的人権の向上に貢献します。 6.高齢者の悲惨な戦争体験を次世代に語り継ぐこと等によって、平和な社会の発展に貢献します。 7.地域社会の当事者として、誰もが生き活きと暮らせる地域社会作りを進めます。
目的と事業
私達は、協同互助の精神に基づき、組合員の生活の文化的経済的改善向上を図ることを目的としています。 私達は、上記の目的を達成するため、次の事業を行います。
1.組合員の生活の改善及び文化の向上を図る事業 2.組合員の生活に有用な協同施設を設置し、組合員に利用させる事業 3.組合員の生活に必要な物資を購入し、これを加工して組合員に供給する事業 4.高齢者、障害者等の福祉に関する事業であって組合員に利用させるもの 5.組合員及び組合従業員の組合事業に関する知識の向上を図る事業
私達は現在、次の事業・活動をおこなっています。
1.高知県内一円を活動区域とし、・・・の7つの支部に分けて活動をしていきます。 2.事業は、介護保険事業を主に、訪問介護2事業所、通所介護2事業所、居宅介護支援1事業所を運営しています。 3.介護保険以外に、宅老所1事業所、配食2事業所の運営を行っています。 4.文化事業として、ヘルパー養成講座や高齢者の主張大会が開催され、旅行や趣味の活動が取り組まれています。